5年生総合「津島市の防災」(6.1.18)

西小学校では、昨年度から防災教育の研究を進めています。5年生では、タブレット端末を用いて、津島市のハザードマップを検索しました。自分の家のある場所はどうなのか、地図の細部まで見ている子もいました。

この西小学区は、遠い昔は天王川や佐屋川に囲まれた津島神社の神域で、「向島」と呼ばれていました。天王川公園の池は天王川の名残です。佐屋川の大部分は国道155号になっています。天王川公園北側のファミリーマートの付近から北へ斜面となっていますが、これは北方に流れていく天王川を人為的にせき止めた提の跡なのです。また、津島神社から津島駅の方へ天王通りを眺めてみると、道路にゆるやかな段差が見られます。これは天王川の自然堤防の跡です。

地図をよく見てみると、道筋や住宅の並びなどから、遠い昔の河川の跡を見て取ることができます。さらに、木造の古い町並みも残り、津島湊や名古屋方面を結ぶ街道も昔の面影を残しています。そんな津島の街の特徴から、どのような災害が予想されるか、自分はどう行動すればよいのか考えていきたいと思います。