愛知県教育委員会では、緊急情報の迅速かつ広域的な共有と、地域ぐるみで子供を守る体制づくりを推進するために、2005年度から「学校安全緊急情報共有化広域ネットワーク」(以下「学校安全ネット」という。)を構築しています。この取組により、2022年度は、年間で715件の不審者に関する情報を発信しました。また、学校安全ネットを活用した迅速かつ確実な情報共有について検証するため、2006年度から県内一斉の訓練を行っています。今年度も、5月24日午後1時ごろより、よりスムーズな情報伝達と学校等の実情に応じた行動訓練を合わせた活用訓練を実施します。
訓練当日は、 県内8警察署から8市町村教育委員会へ訓練緊急情報が発信されます。8市町村教育委員会は、市町村ごとのネットワークにより、市町村内全ての学校や幼稚園・保育所等、関係部局及び近隣の市町村教育委員会へ情報を発信します。また、8市町村教育委員会から情報を受信した近隣市町村教育委員会は、市町村内全ての学校や幼稚園・保育所等、関係部局及び情報が届けられていない近隣市町村教育委員会へ情報を発信します。これにより県内全ての市町村教育委員会が訓練情報を受信することとなります。
西小学校では、この情報を受けて、「絆ネット」による保護者や関係諸機関への連絡、教職員による校内外の巡回等を実施していきます。