5年生のキャンプ2日目です。今日も梅雨の合間の好天。
今日は山の中を「ハイキング」です。途中に5つのクイズポイントがあります。グループで知恵を絞りながら解いていきました。頂上の展望台からは、海が見えます。鳥のさえずりを聞きながら、ちょっと汗ばむ陽気ですが、心地よさを感じます。
最後のプログラム、「野外炊飯」です。カレーライスを作ります。前回、学校で練習した時には、カレーの水が多すぎてカレースープのようになってしまいましたが、果たして今回は・・・?ご飯係・カレー係・かまど係の3つに役割分担して炊飯活動を行いました。かまど係は、なかなか火がつかないグループがありましたが、最後にはすべてのかまどに火をともすことができました。さて、肝心のカレーですが・・・今回は水の量をしっかりと調節し、じっくりと煮込むことができたので、ジャガイモやニンジンも中までやわらかく、とろみのあるカレーを完成させることができました。とても上手にできましたね。
さて、2日間の野外活動を通して、5年生の皆さんは、何を得たのでしょうか。最後に自然の家の所長さんからのお話にもありましたが、学年・クラス・個人・それぞれ目標があって、その目標達成のために2日間がんばってきたはずです。その目標は達成できたでしょうか。ただ「楽しかった」だけでは意味がありません。この活動で何を学んだのか、何が課題なのか、それをしっかり理解して、今後、それを意識しながら活動してくことが、「これからの学校生活に生かす」という意味なのです。また、この活動のために、多くの方々やさまざまな施設や道具を使わせてもらってきました。自然での活動・施設での活動を通して、不便さを感じたり、自分自身でやらなければならないことを体感したりしたと思います。今の当たり前の生活を一度見直してみて、感謝する心をより一層、育んでくれたらと思います。キャンプを終えた5年生のみなさん、これからのステップアップした5年生の姿を期待します。保護者の皆様、これまでの準備やご協力、本当にありがとうございました。子どもたちの笑顔が、何よりの宝物です。