5年生「キャンプ」②(5.6.24)

5年生のキャンプ2日目です。今日も梅雨の合間の好天。

今日は山の中を「ハイキング」です。途中に5つのクイズポイントがあります。グループで知恵を絞りながら解いていきました。頂上の展望台からは、海が見えます。鳥のさえずりを聞きながら、ちょっと汗ばむ陽気ですが、心地よさを感じます。

最後のプログラム、「野外炊飯」です。カレーライスを作ります。前回、学校で練習した時には、カレーの水が多すぎてカレースープのようになってしまいましたが、果たして今回は・・・?ご飯係・カレー係・かまど係の3つに役割分担して炊飯活動を行いました。かまど係は、なかなか火がつかないグループがありましたが、最後にはすべてのかまどに火をともすことができました。さて、肝心のカレーですが・・・今回は水の量をしっかりと調節し、じっくりと煮込むことができたので、ジャガイモやニンジンも中までやわらかく、とろみのあるカレーを完成させることができました。とても上手にできましたね。

さて、2日間の野外活動を通して、5年生の皆さんは、何を得たのでしょうか。最後に自然の家の所長さんからのお話にもありましたが、学年・クラス・個人・それぞれ目標があって、その目標達成のために2日間がんばってきたはずです。その目標は達成できたでしょうか。ただ「楽しかった」だけでは意味がありません。この活動で何を学んだのか、何が課題なのか、それをしっかり理解して、今後、それを意識しながら活動してくことが、「これからの学校生活に生かす」という意味なのです。また、この活動のために、多くの方々やさまざまな施設や道具を使わせてもらってきました。自然での活動・施設での活動を通して、不便さを感じたり、自分自身でやらなければならないことを体感したりしたと思います。今の当たり前の生活を一度見直してみて、感謝する心をより一層、育んでくれたらと思います。キャンプを終えた5年生のみなさん、これからのステップアップした5年生の姿を期待します。保護者の皆様、これまでの準備やご協力、本当にありがとうございました。子どもたちの笑顔が、何よりの宝物です。

5年生「キャンプ」①(5.6.23)

5年生は、6月23日(金)と24日(土)の2日間、美浜自然の家にキャンプに行きました。まずは1日目。

天候に恵まれ、予定通り小野浦海岸へ「砂の造形」に出かけました。各クラス5つのグループに分かれ、合計10のグループがスコップやバケツを使いながら、約1時間、作品作りを行いました。中には、浜辺に落ちている貝殻や大きな石、流れ着いた海藻を使って工夫しているグループもありました。遠くを行き来する貨物船を眺め、それによって起こる大きな波に歓声を上げ、サンダルを脱いで海水の冷たさを足に感じ、梅雨の間の太陽のあたたかさを感じながらの作品作りでした。

研修室では、「家の方からの手紙」を読みました。そっと手紙を開く子、書いてある内容を友達にこっそりと伝えている子、恥ずかしそうに隠しながら読む子・・・それぞれでした。

夕方から夜にかけては「キャンプファイヤー」でした。友情の火・協力の火・感謝の火・奉仕の火の4つの火を火の神から分火し、その火を1つにまとめ、ボンファイヤーの始まりです。1組・2組が長い時間かけて練習してきたクイズ・劇のスタンツは、見る者を意識した構成で、会場が一体になって楽しむことができました。太陽が沈むと、キャンプカウンセラーによる火文字や火の舞の披露、そしてファイヤーロードを通っての退場へ。

1日目、予定していたすべて活動を行うことができました。